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私たちは「言葉よりも行動を」を信条としています。けれどもその一方で、言葉の持つ力も重視しています。ストーリーを語ることで人びとに影響を与えることができ、また、環境に関する優れた書き物は地域社会での問題を明確に、詳細に提示することができます。パタゴニアの環境エッセイはこうしたことの証明や反映であり、環境に対する怒りや抗議の声でもあります。ここでは、パタゴニアのスタッフや活動家、そして友人の言葉を通じて、断固とした現在進行中の原生地域保護活動をご紹介しています。

やんばるの川を歩く

沖縄本島北部「やんばる」(山原)。その亜熱帯の森の懐に深々と抱かれるように息づく珠玉の宝-奥間川をはじめて歩いた日のことを、私は一生忘れないでしょう。

やんばるの川を歩く

コククジラの回遊

船首から100メートルほどの水面に現れた灰色の巨大な盛りあがり…。モーター付きのパンガ船(小型ボート)を操縦するベテラン船長のフランシスコ・マイヨラルはスロットルを戻して減速し、そちらに向かってゆっくりと近づいていきます。シューッという音とともに潮が扇形に吹き出し、尾ビレでハート形のアーチを描きながらクジラが潜りはじめると、水が滝のようにきらきらとしたたり、まるで私たちを招くかのようです。

コククジラの回遊

八ッ場ダムを知っていますか

八ッ場とはこの谷間の左岸を指す地名です。国が八ッ場ダムの構想を最初に発表したのは終戦後まもなくの1952年のことだったそうです。それから半世紀以上の歳月が流れるあいだ、利根川上流には次々と巨大ダムが完成していきました。つまり八ッ場ダムの建設目的はとうに失われてしまったのです。にもかかわらず、一度始まった公共事業はなかなか止まりません。国土交通省は、吾妻川のバイパス工事が終われば、この首都圏最後のダムの本体工事にとりかかる予定だといいます。けれどもダムを造るには、その前に沈む予定の鉄道や道路の代わりとなるライフラインを造らなければなりません。

八ッ場ダムを知っていますか

プラスチックという疫病

陸上で営まれる私たちの活動は、地球上でもっとも人間社会から離れた場所にさえ影響を及ぼします。海も例外ではありません。ハワイ諸島から北東へおよそ1,000海里に位置する海流の旋廻渦「北太平洋旋廻」では、私たち人間が及ぼしている影響の大きさをはっきりと目にすることができます。

プラスチックという疫病

グリズリーのいる牧場

11月下旬の嵐がロッキー山脈を白く塗り変えたあと、私はカール・ラポルドが経営する生態系に配慮した模範牧場を訪れた。その広さ13,000エーカー。1882年創業のこの牧場は、人のまばらなモンタナの山沿いの、グレートプレインズがロッキー山脈の隆起に交わる幻想的な地帯にある。


過去の妄想か、未来の創造か

急速に崩壊するグローバルな金融危機の影響で、国内外の実体経済が急激に冷え込み、いま私たちは100年に一度と言われる世界恐慌の淵に立たされている。どん欲に無限の成長を追い求めてきた市場原理主義や金融資本主義の破綻したことは、誰の目にも明らかだが、今後は世界恐慌を回避しながら環境保全や社会的な格差是正を重視した人間中心の経済へと、根底から転換しなければならない。

過去の妄想か、未来の創造か

森と川と海と人間

近年、森と川と海とを一体として考えようという機運が高まってきている。何冊かの書籍も出版されており、森への関心がとくに高い。水源涵養機能をもつ森は土砂流出を防いで雨水を蓄え、さらには落ち葉由来の水生昆虫といった餌を魚たちに供給し、河口近くの海に生産に必要なミネラルを供給する。けれども伐採などで森が失われると川は濁り、水生昆虫も減少して、魚たちは見えなくなる。

森と川と海と人間

渓流の未来を失わないために

本来、河川に生息するヤマメやイワナはその地域/水域で独自の進化を遂げている。それはその地の自然環境に適応した正常な進化の証であり、人工的に作られるものではない。しかしながら、まったく違う地方の異系群の同種を放ったり、ときにはヤマメの生息域にアマゴを入れたり、あるいはその逆をしてみたりという無秩序な放流が長年繰りかえされてきた。

渓流の未来を失わないために

母と母なる大地、そしてそのすべての子供たちを愛しましょう

青年期になった私は、それらすべてをあとにして華やかな大都会へと向かいました。カリフォルニアでネットワーク局の仕事に就き、そのあいだ妻のメレディスとパシフィック・クレストへの長期のバックパッキングに出かけたりしました。

母と母なる大地、そしてそのすべての子供たちを愛しましょう

核燃料サイクルに傍観は許されない

1985年4月9日は、青森県民にとって忘れられない日です。県議会全員協議会で青森県知事が核燃立地受け入れを表明したのです。たくさんの漁民、農民、酪農家が反対し抗議行動をおこしましたが、原子力マネーが、核燃関連交付金がやがて村から反対の声をつぶしていきました。


環境エッセイ・アーカイブ

「言葉よりも行動を」を信条としている私たちですが、その一方で、言葉の持つ力も重視しています。ストーリーを語ることで人びとに影響を与えることができ、さらに環境に関する優れた書き物は地域社会での問題を明確に、そして詳細に提示することができるからです。パタゴニアの環境エッセイは、それを証明するものであり、反映したものであり、さらには環境に対する怒りや抗議の声でもあります。ここでは、パタゴニアのスタッフや活動家、そして友人の言葉を通じて、解決の困難な現在進行中の原生地域保護活動をご紹介しています。


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