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ベンチュラ ソーラーパネル
写真:Tim Davis

再生可能エネルギーを活かして

by ジム・リトル

電力会社に見捨てられ、電気事業に困惑されながらも、パタゴニアは正しいことを行う決意で2005年、カリフォルニア州ベンチュラ市の本社の駐車場に自社発電所を建設しました。

南カリフォルニアのほとんどの電力生産は石炭火力、石油火力、ガス火力、原子力などを使っていますが、パタゴニアの発電所では、クリーンで再生可能、尽きることがないとも思えるエネルギー源、太陽から電子を発生させることで発電を行っています。

私たちが再生可能エネルギーへの道を歩むことになったのは1998年、エンロン社から風力による電力を購入する契約をしたときでした。しかし、同社が倒産してしまうと、再生できない“茶色い”電力に逆戻りしなければならなくなりました。再びグリーンなそよ風を受けることができたのは、2004年。現在、パタゴニアはアメリカ国内の電力需要の50%を風力発電でまかない、今後も状況が整えばさらに購入量を増やす予定です。

自らの太陽光発電装置を構築することは、政府からの助成金、約25万ドルを加えても決して安いものではありませんでした。しかし、これは私たちの施設です。電線用導管が自社のソーラーパネルから自社のビルに引かれていることほど明瞭な手段は他にはないでしょう。66キロワットの電力を生み出す360枚のパネルシステムは、パタゴニアが必要とするエネルギーの12%を供給しています。

再生可能エネルギーはあらゆるレベルで意義あるものです。例えば、パタゴニアの太陽光発電システムの寿命は30年以上であり、その期間に推定90万1,300リットルの石油の節約、9,500キログラムの酸性雨原因物質の排出削減、4,560キログラムのスモッグ原因物質の排出削減、そしてほぼ181万4,000キログラムの温室効果ガス排出削減が可能となります。また、化石燃料とそれをコントロールしている外国政府に依存することが少なくなり、放射性廃棄物を出すこともなく、さらに駐車場も屋根付きとなるおまけまであります。

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