by ジル・デュメイン
オーガニック・エクスチェンジはオーガニック農業、特にコットンなどのオーガニック繊維の生産と使用を促進する非営利団体です。
オーガニック・エクスチェンジの10年間にわたる目標は、主要な小売業者やブランドから、現在世界中で生産されているコットンの10%に相当する量をオーガニックに変更する約束を取り付けることです。この約束は企業として、土壌の質と生物の多様性を向上させ、私たち全員が依存する空気と水を守るオーガニック農家を支援するものです。さらにこれらの企業は、同時に自社の顧客が格好よく、気持ちよく、そして良い決断をする機会を提供することにも繋がります。
この努力を支援するため、エクスチェンジはブランドと小売業者、農家などの主要なステークホルダーを一同に集め、オーガニック農業の社会的、環境的利点を学び、オーガニック素材がより浸透することを目的とした新しいビジネスモデルやツールを開拓しています。またエクスチェンジは、オーガニック農業の利点やその製品を選択するにあたっての消費者の認識を高める活動もしています。オーガニック・エクスチェンジは環境的な質を改善させ、農家の収益力を高め、革新的なブランドとそのビジネスパートナーの利益を増加させ、消費者の選択肢を広げるソリューションを提供しています。
ナイキが主催した最初のミーティングによってオーガニック・エクスチェンジが2002年秋に創設されて以来、パタゴニアは継続的に関ってきました。創設以来、私は理事を務めていましたが、最近、理事長に就任いたしました。
すべてのコットン製品をオーガニックにした先駆的会社のひとつとして、パタゴニアは成功の秘訣についての問い合わせを多くいただきます。現在ではパタゴニアはeメールや電話による初歩的な問い合わせに対する対応の多くをエクスチェンジに任せていますが、彼らでは対応できない、より突っ込んだ複雑なものには、私が喜んで自らお答えしています。
オーガニック・エクスチェンジは毎秋、オーガニック産業のあらゆるセクターを招集して将来の方向を見極め、サプライチェーン全体に情報を提供するための会議を開催しています。この会議はあらゆる地域からの参加を容易にするため、毎年異なる地域で開催しています。パタゴニアは数年前にこの会議の前身となるミーティングを主催し、そのときはパタゴニア本社に60人が集いました。2006年秋の会議では300人以上の参加がありました。ゆっくりとしたプロセスではありましたが、この運動は確実に広がっています。
オーガニック・エクスチェンジについての詳細は、下記のウェブサイトをご覧ください。
www.organicexchange.org (英語)